【Python入門】timeモジュールでタイムアウト処理と一時停止をする

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✔️本記事の内容

本記事では、pythonでタイムアウト処理と処理を一時停止させる方法について解説しています。

プログラム内で一時停止やタイムアウト処理を行うことは、特に非同期処理やタイミング制御において重要です。Pythonのtime.sleep()関数は、プログラムの実行を一時停止するツールです。この記事では、time.sleep()関数の基本的な使用法とタイムアウト処理について解説します。


timeモジュールとは

timeモジュールは、時間に関連する操作を行うためのライブラリです。主にプログラム内で時間の計測、操作、表示などを行う際に使用されます。多くのプログラミング言語で同様の機能を提供していますが、具体的な機能やメソッドは言語によって異なることがあります。

time.sleep関数の使い方

time.sleep()関数は、指定した秒数だけプログラムの実行を一時停止します。以下のように使用します。

import time 

print("処理を開始します") 
time.sleep(2)  # 2秒間一時停止 
print("2秒後に再開します")

このコードでは、最初にメッセージが表示され、time.sleep(2)の部分でプログラムが2秒間停止します。その後、メッセージが再び表示されます。


time.sleep()関数には整数だけでなく、小数も指定できます。これにより、ミリ秒単位でのタイミング制御が可能です。

import time 

print("処理を開始します") 
time.sleep(0.5)  # 0.5秒間一時停止 
print("0.5秒後に再開します")

このコードでは、0.5秒間の一時停止が行われます。


タイムアウト処理

timeモジュールは、非同期処理やタイムアウト処理にも利用されます。以下は、タイムアウトを設定する例です。

import time 

timeout = 5  # 5秒間のタイムアウト 
start_time = time.time() 
while True: 
    if time.time() - start_time > timeout:  
        print("タイムアウトしました") 
        break 
else: 
    print("処理中...") 
    time.sleep(1)

このコードでは、開始時刻からの経過時間を計算し、指定したタイムアウトを超えた場合に処理を中断します。


まとめ

本記事では、Pythonのtime.sleep()関数を用いたプログラムの一時停止やタイミング制御について解説しました。基本的な使用法から応用的なタイムアウト処理まで幅広くカバーし、効果的なプログラムの制御方法を学びました。プログラミングにおいて適切なタイミング制御を行うために、ぜひtimeモジュールを活用してみてください。

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